テキトウニイコウ

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【No.0043】梅雨前の季節にアリを捕まえてみた。

こんにちは、ざえかにうむです。


今日は、アリの話なので虫が苦手な人はちょっとやめておいたほうがよいかも。


雨が降ったりやんだりの季節ですが、この季節は結構生き物も多く現れます。



昨日は、アミメアリというアリの集団移動を見つけて小一時間ほど、眺めていました。
およそ200メートルくらいのアリの列をなしていました。


アミメアリは、普通のアリとちょっと違っていて、特定の巣を作らずに石の割れ目とか空き缶の中とかに屯しています。さらに、他のアリと劇的に違うのが、女王アリがいないのです。


通常は、女王アリが一から巣を作り始めて、兵隊アリを少しずつ増やし、立派なコロニーにするのです。女王アリが死ぬとコロニーは緩やかに崩壊し始めて、なくなってしまいます。


ところが、アミメアリは女王がいないからコロニーがなくなることは(基本的には)ありません。
面白いですね。



ちなみに、昨日はアミメアリを探していたわけではなくてクロオオアリの女王を探していたのです。
ちなみに、クロオオアリの女王は、この時期の雨上がりによく晴れて湿気が高くなると夕方くらいに出てきます。


何しにって?

それは婚活のためですよ。


新女王アリは、夕方から婚活飛行をして、別の巣の雄アリと交尾をします。
それで交尾を終えると地上に降りてきて、新しい巣を作ります。オスは多分すぐに死にます。



そんな中、探していたらムネアカオオアリというアリの女王を見つけました。
これからちょっと飼育してみます。


ちなみに、アリ伝説というゲル状のキットで飼育してみたいと思います。



暗いほうがいいかと思い、折り紙で周りをくるんでみました。




見難いですね^^;


それとアリの写真。カメラも腕もないのでご勘弁を。さらにゲルの湿気でケースが曇ってしまって。。。




まずは、産卵して子育てするのが楽しみです。



そういえば、女王はしばらく餌を食べません。婚活飛行した時には羽がありました。
地上に降り立つと羽はもげてしまいます。



しかし、背筋の盛り上がりを見てください。飛行のための筋肉です。
当面は、この筋肉を溶かして栄養としているみたいです。



色々なアリをまた探しに行こうと思います。
それでは、また。



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